東京都中学校吹奏楽コンクール2017

お暑うございます。
本日もご覧いただきありがとうございます。

東京の中学校も、本日より吹奏楽コンクールが始まりました。

東京都の中学校の吹奏楽コンクールは、8月2日~9日までの7日間。

二会場同時進行で、実施されます。


他県と異なるところは、「中学校だけ」というところです。

東京都は小学校・中学校、高等学校・大学・一般職場。
それぞれに、吹奏楽連盟があり、別運営になります。

参加校は総数、518。
★内訳
・大編成=103
・小編成=341
・東日本学校吹奏楽コンクール対応小編成=74

みなさんがそれぞれに、これまでの練習の成果を発揮されますように・・・

良い演奏となりますように・・・・

コンクールが、この先の活動の糧となりますように・・・

お祈りしています。

★日別のタイムテーブル・出場校・会場はこちらをご覧ください。
★大会結果も順次、こちらに日々更新されます。
東京都中学校吹奏楽連盟ホームページ

■その後の大会は以下の通りです。

☆第57回 東京都吹奏楽コンクール (9月10日(日) 府中の森芸術劇場どりーむホール)

☆第17回 東日本学校吹奏楽大会 (10月14日(土) 栃木県 宇都宮市文化会館)

☆第65回 全日本吹奏楽コンクール (10月21日(土) 名古屋国際会議場センチュリーホール)

良い演奏を・・・
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効果的なホール練習の具体例

本日もご覧いただきありがとうございます。

吹奏楽の世界では、今月からコンクールの予選が始まりました。

関係していらっしゃるみなさまは、一生懸命に練習に取り組んでいらっしゃることでしょう。

時期的にこれから、あちこちで、体育館や、ホールを借りて、コンクールの為の練習をなさるバンドが多いと思います。

せっかく、広い場所、音響や空調の整った会場での練習を機会を得たとき・・・・

普段の練習場と同じ練習では、もったいない。

今回は、「効果的なホール練習(体育館練習)」について、考えてみたいと思います。
(この記事は、昨年に続き、掲載させていただきます)

他にもっと、たくさんのやり方があると思いますので、あくまで一例としてご参考になれば幸いです。

多くのバンドは、普段の練習は、音楽室や、比較的狭い練習場で、行っていると思います。

エアコンなしで、夏には40度近い室温の中で、頑張っているみなさんも、たくさんいらっしゃる。

このような環境の中では、正確なピッチを合わせることは、難しいです。
また、理想的な、セッティングの中で、演奏することも、難しい・・・・

広い場所で行う練習は、「そこでなければできない練習」をなさることをお勧めします。

■セッティングを確定させる

どの並べ方が、ベストなサウンドを作り出すのか・・・
事前に、いくつかの案を考えておきましょう。

そのセッティングを、舞台上で、実際に作り、そのサウンドを確かめ、修正し、確定します。

オーボエ1本、Esクラリネット1本、ピッコロ1本、動かすだけで、まったくブレンドは変わります。

木管楽器を、どう並べるかは、指導者が「どんなサウンドが欲しいのか」で、まったく変わってしまいます。

少人数で、大きな舞台に上がる場合は、

「なるべく人がたくさんいるように」見える工夫する。
※ただし、広げすぎても、見た目とサウンドがかみ合わなかったり、メンバーが混乱して、音楽に集中力がなくなりますので、注意してください。

あるいは、「音楽が良くまとまって聞こえるように」工夫する。
(無理にひな壇を使用する必要はないと思います)

★打楽器のセッティングは、特に大切です。

♪吹奏楽器と、分離しないこと、混ざること。
♪曲中の、メンバーたちの動きが、演奏の空気や、質感を損なわずに、静かに、自然に、目立たずに、スムーズに行くこと。
♪たくさんのマレットや、ビーターをあらかじめ用意し、演奏中に色々と試し、本番で使用するものを決める。


メンバー1人1人の、技量の差によっても、セッティングは変化します。

他のチームがこうしていたから・・・と、まねしても、うまく行かないこともあります。
メンバーにかかるストレスと、性格も、考慮してあげると更に良いと思います。

例えば、オーボエにソロやオブリガードなどがあり、緊張しやすいメンバーだったら、2列目の中の方に入れるだけで、伸び伸びと演奏する場合もあります。

生徒さんのことを一番理解しているのは、日頃一緒に指導にあたられている、先生です。
生徒さんの「心の中」を大切にしてあげて下さい。

・・・いろいろなことを考えながら、「本番と同じセッティング」を決定します。

★セッティングが決まったら・・・

♪全体の写真を撮ります。

♪打楽器は、指揮者台に上がり、メンバーをはずして、打楽器のセッティングのみを、写真に撮ります。
・・・この写真を見ながら、パートリーダーは、1秒でも速く、同じようにセッティングできるように、それ以後、練習を重ねます。

指揮者台から見た打楽器の例
1

■指揮者は、離れたところから聴く

★指揮者なしで、メンバーだけで演奏し、指揮者は審査員席に近い客席に移り、音楽、サウンドを確認する

この時、譜面台は置いておいても、演奏者は暗譜が好ましい

これは、口で言うよりも、ずっと難しいことです。

ホールへ行く前に、練習場で、繰り返し、習熟しましょう。

最初は、止まってしまったり、どんどん遅くなったりします。
それでも、あきらめない。

指揮者やメトロノームなしで、課題曲・自由曲を通せるまで、やれるようになると、「音楽が耳から」入るようになります。

そのうえでホールへ行きます。
そうすれば、離れた場所から、指導者は、マイクで、どんどん指示を入れてゆくことができます。

♪音楽に「流れ」と「うた」があるか。
♪音楽に、ふさわしい色彩感・躍動感があるか。
♪お客として、審査員として、聴いた場合、その演奏に、感動があるか。
♪特定の楽器や、音が、混ざらずに、飛び出していないか。
♪際立たせたい音が、きちんと届いているか。


同時に、それぞれのメンバーに、音楽を損なう「無駄な動き」がないかどうかを見ます。

例えば、静寂の中にあるフレーズの中で、演奏していないメンバーが、楽器を振ったり、キョロキョロしたら、空気は消えてしまいます。

譜面台の角度、高さにも、配慮してください。

■記録を取る

★ビデオに録画、デッキに録音する(審査員席に近い場所から)

このときには、指導者が、指揮をして、本番の気持ちで、演奏します。

これを後日、検証します。

特に、指揮者自身の「指揮」も、検証してください。

その他、留意点

1,借用料金を明確にして、無駄な行動を節約する。

ホール練習は、減免を受けたとしても、タダではありません。(無料の学校も、もしも、正規の値段で借りたらと、仮定します)

その金額を、分単位で割ります。
それを、メンバーに事前に伝えます。

・・・無駄な動きや、私語がなくなり、素早い行動が出来ます。

例えば、13時~17時まで借りたとします。
午後1コマで、付帯設備料金込みで、10万円かかったとします。

4時間で、10万円、1時間で、25000円。
30分で、12500円。
1分で、約420円・・・と言うわけです。

♪搬出入の練習を事前に行う

行動が、格段に速くなります。
これは、そのまま「本番の動き」に反映します。

♪きちんと清掃させて、美しく撤収させる

全ての行動は、子どもたちの「心の成長」の役に立たなければ、意味がありません。

貸していただいた・・感謝の気持ちは、「形」で示します。
これも、しつけです。

こういう「心」は、音楽にも反映し、本番にも出ます。

♪指導者は、なるべく1人で、ホール練習に臨まない

自分だけだと、どうしても、主観的になりがちです。

客観的にいろいろと指摘や、助言をしてくれる、卒業生、他校の指導者などに、手伝ってもらえるといいと思います。

♪舞台への入退場の練習も行います

楽器をダラリとぶら下げて入場したり、うつむいて入場していては、音楽を聴く前に「???」と思われてしまいます。

いかなる場合も「上手そうに」出入りしましょう。

たまに、演奏後、音楽の余韻を味わう間もなく、「バッ!!」と一斉に、立ち上がるバンドがありますが、不自然なことは、避けたいものです。

■体育館で、練習を行う場合

体育館でこの練習を行う場合にも、基本的に、ホール練習と同じ事を行います。

★本番と同じ舞台の大きさを、テープで作ります。
・・・そのなかで、練習すると、本番との感覚のズレが軽減されます。

・・・・・・
せっかくのチャンスです。

有意義に使い、悔いのない練習になることを、お祈りいたします。

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全日本吹奏楽コンクールを考える

本日もありがとうございます。

練習の成果をどこかで評価されたい。

この気持ちにこたえているのが、例えばコンクールという場なのではないかと私は思っています。

中でも一番古いコンクールは「全日本吹奏楽コンクール」です。

知っているようで知らない「全体像」

以下、主催の朝日新聞社ページより抜粋してご紹介いたします。

全日本吹奏楽コンクールとは

1940年から続く、伝統ある国内最大の音楽コンクール。
全日本吹奏楽連盟と朝日新聞社が主催しています。


■歴史

・「第1回全日本吹奏楽コンクール」は、1940年に大阪朝日会館で開かれました。
その前年の1939年に発足した大日本吹奏楽連盟(現在の全日本吹奏楽連盟)と朝日新聞社の主催でした。

・その後、戦中や戦後の混乱で中断したこともありましたが、1956年に再開しています。

・2012年には60回目の大会が開かれるなど、伝統ある音楽コンクールとなっています。

■この大会への参加団体と実施形態

・参加団体は1万団体を越えています。

・中学、高校、大学、職場・一般の4部門で実施されます。

・2015年(第63回)には、10,671団体が参加しました。
このうち中学6727団体、高校3224団体と、中高生がほとんどを占めます。

(※高校だけの比較ですが、2016年の全国高校野球(甲子園)予選出場団体は約4千校)

■全国大会出場までの道のり

全国大会には、規定により中学校50人以内、高校と大学55人以内、職場・一般65人以内(いずれも指揮者除く)の大編成(A)部門の団体が出場できます。

参加団体は12分間で、課題曲と自由曲の2曲を演奏し、審査により金賞、銀賞、銅賞のいずれかが贈られます。

地区大会や都道府県大会で金賞及び代表に選ばれ、さらに支部大会で金賞・代表になると、全国大会に出場することができます。

全国大会に出場するのは計99団体(中学30、高校30、大学13、職場・一般26)。

1

■大会会場の移り変わり

・1972年(第20回)、1977年(第25回)からはほぼ毎年、中学・高校の部は「普門館」(東京都杉並区)

・東日本大震災後、2012年5月に普門館のホール客席天井部分の耐震強度が不足していることが分かり、その年の第60回の中学、高校の部は急きょ、名古屋国際会議場(名古屋市)に会場を変更して開催

・2013年(第61回)以降は現在まで中学、高校の部は名古屋国際会議場

・他の部門は、各県持ち回り


■審査評価方法の大幅な変更

・2013年度から評価方法が変更され、課題曲と自由曲を総合してA、B、Cの3段階の評価

・全国大会ではプロの演奏家、作曲家などによる審査員9人により評価されます。

審査員に与えられるABCの数は、あらかじめ決められており、審査員5人以上がA評価であれば金賞、C評価であれば銅賞、それ以外は銀賞とする判定基準のもと、各団体の賞を決めます。


■運営

全日本吹奏楽連盟とその支部が運営にあたっています。
一般社団法人、全日本吹奏楽連盟ホームページ

・・・・・・・・・
以下、私見です。

現在、吹奏楽のコンクールは合唱の世界と同じく、多く存在します。

これは、音楽活動としての吹奏楽が、広く普及している証でもあります。

その一方で・・・

少子化による部員の減少

統廃合による都道府県の出場校の変化

公立学校部活動指導に対する、文科省の考え方の変化

地区大会、県大会、支部大会までの、都道府県ごとの審査方法のちがい

長い歴史の中で、現在進行形で様々な矛盾や問題点が指摘されています。

演奏者と指導者にとって、コンクールがより励みとなり

吹奏楽と言う音楽文化の向上発展につながるような・・・

そんなコンクールの在り方を、現実的に考えるべき時に来ているように思います。

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2018年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲決定

本日もありがとうございます。

2017年度の吹奏楽コンクール真っ盛りの中・・・

2018年度の全日本吹奏楽コンクール「課題曲」が発表されました。


I 古き森の戦記
塩見康史 (第28回朝日作曲賞)

II マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ
一ノ瀬季生

III 吹奏楽のための「ワルツ」
高昌帥 (委嘱作品)

IV コンサート・マーチ「虹色の未来へ」
郷間幹男

V エレウシスの祭儀
咲間貴裕(第10回全日本吹奏楽連盟作曲コンクール第1位)


個人的には、Ⅲ、高昌帥さんの作品が気になります。
早く楽譜を見てみたいです。

課題曲のCDやDVDは、来年1月下旬に発売される予定とのことです。

詳しくは、こちらをご覧ください。
全日本吹奏楽連盟ホームページ

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バンドジャーナル連載終了に心を込めて

本日もご覧いただきありがとうございます。

2015年6月号より連載コーナーを担当させていただきました。

月刊バンドジャーナル誌(音楽之友社)
「まゆみ先生のバンドの「表現力」&「活力」UP講座」


おかげさまで
2017年7月号(6月10日発売)をもちまして、最終回となりました。

1

このコーナーでは、声、耳、などを含め身体全体を使い、さまざまな場面で表現力を高めたり、集中力を取り戻すアイデアをご紹介させていただきました。

自分にとって、「動作」を文字で伝えることは、本当に難しいことでした。

イラストを入れていただきながら、読者のみなさまに伝わりますようにと、あーでもない、こーでもないと、悩みながら担当させていただきました。

おかげさまで、自分自身がとても勉強になりました。
あっという間に感じます。

毎号、温かく人間味のあるイラストを提供してくださった、イラストレーターの柳沢さん。

原稿とイラストの橋渡しを根気よく続けてくださり、適切な助言を提供してくださった編集部の赤井さん。

毎号が無事に完成してきたのは、お二人のおかげです。
本当にありがとうございました。

何よりも、ご購読くださいました読者のみなさまに、心より感謝申し上げます。

尚、月刊教育音楽・中高版(音楽之友社)では、2017年4月号より、新しいコーナーの連載を担当させていただいています。

初めての吹奏楽指導
まゆみ先生の吹奏楽指導塾


・・と言います。

音楽科でありながら吹奏楽指導が初めて・・・

そんな先生方と、「最初の1年間」を月ごとにどう過ごすのか・・・をご一緒に考えております。

教育の世界、部活動、吹奏楽指導の世界も、時代の中で変容しつつあります。

大変なご苦労を伴いながらも、子どもたちのために心を尽くしていらっしゃる全国の先生方。

どうかお身体を大切に・・・・
心を育てる音楽活動が実現しますように・・・

これからも影ながら応援させていただきたいと思います。

長い間、本当にありがとうございました。

★二誌の委細はこちらからご覧ください。

月刊バンドジャーナル

月刊教育音楽中高版

心からの感謝をこめて・・・。
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プロフィール

ogatamayumi

Author:ogatamayumi
緒形まゆみブログへようこそ!

東京都出身。元、公立中学校教員。
現在は、フリーとして、音楽教育や吹奏楽に関わっています。
このブログを通じて、音楽や教育、吹奏楽やその他、心に感じた事柄をみなさまにお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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