「九十歳。何がめでたい」佐藤愛子

本日もありがとうございます。

佐藤愛子さんという作家のことは知りませんでした。

書店で持ったとき、「軽い(重さ)」「字が大きい」「すぐ読めそう」
何よりタイトルに、思わず吹き出してしまい、手に取りました。
(・・・で、電子書籍で購入)

九十歳。何がめでたい
佐藤愛子著
小学館

1

2015年~2016年にかけて、週刊「女性セブン」に連載したものを、書籍化したエッセイです。

■まえがきから

「長生きするって、たいへんなのねぇ・・・」
・・・娘は私の日々のありよう、次々に起こる故障を見て、しみじみ言うのである。

「佐藤さん、お幾つになられました?」
・・・今となっては、91でも2でも3でも、どっうだっていいよ!

・・・・・
IT社会、社会のしくみ、これからの世の中について、戦争を経験し、長寿であるがゆえの切り口。
実はけっうこ重く、考えさせられる問題を、ユーモアと皮肉で切ってゆく。

自身に起こる「加齢」ゆえの「できごと」も、サラサラと認め、時に自虐的、時に攻撃的に、笑いの中を書き進む。

・・・・
もう「進歩は」はこのへんでいい。
更に文明を進歩させる必要はない。
進歩が必要だとしたら、それは人間の精神力である。

怒りは私の元気の素だった
「逃げてはいられない、戦わなければ」
この闘争心によって、私は今日の日までの苦難の多い人生を生きてきたのだ。
「闘争心はわかるけど、それに伴う知恵がねぇ・・・」なさすぎると、嘆息された。

長年の花粉症が治った。
その時友人が言った。
「花粉症が治るということは、もうアレルギー反応が起る体力がなくなったということらしいのよ・・・」
つまり私は、完全婆ァになったということなのである。

「佐藤先生。もっともっと百まで長生きしてください」
・・・何をいうか、人の気も知らず。


いちいちうるせえ!

・・・・
この本は同世代の「言いたいこと」を言ってくれている。
と言う理由で、ベストセラーらしい。

しかし、その向こう側に「何を見るか」は、その人次第だと感じます。

みんな年を取るんですね。
いつかは老いる。

やっぱり「今」なんだ。

すぐに読み切れます。

「あれもき嫌い、これも好き」の著者、佐藤洋子さんの本と、似たような「香り」がしました。
けっこうシュールな本でした。

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