国立劇場50周年記念、 仮名手本忠臣蔵

本日もありがとうございます。

12月といえば第九。
・・・ではなく、今回は、国民的「忠臣蔵」!!

数年ぶりに、華やかな歌舞伎の舞台に行きました。

会場は国立劇場。
最高裁判所・国会議事堂との並びにある劇場です。

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学生時代は、ゼミが「伝統芸能・音楽」だったため、良く通った劇場です。
しかし、現在はめったに行かなくなりました。

国立劇場開場50周年記念
竹田出雲・三好松洛・並木千柳=作
通し狂言 仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら) 
第三部 四幕八場
2016年12月公演
会場 国立劇場

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【通し狂言】とは・・・
一つの芝居(特に、歌舞伎(かぶき))を、序幕から大切(おおぎり)まで続けて上演すること。


例えば、リヒャルト・ワーグナー 楽劇「ニーベルングの指輪」は、通し上演時間15時間。
通常、複数に分けて上演されます。

仮名手本忠臣蔵も、全部通すと10時間くらい。
現在では、「通し」は、とても珍しいことです。

私は一回も見たとこがありません。

国立劇場では、50周年を記念して、仮名手本忠臣蔵を、10月より、3か月(3回)通しで、完全上演しています。

今回は、その最終回。
8段目~11段目までの上演です
「討ち入り」を描く、クライマックスです。

★内容

八段目   道行旅路の嫁入
九段目   山科閑居の場
十段目   天川屋義平内の場
十一段目  高家表門討入りの場
        同  広間の場
        同  奥庭泉水の場
        同  柴部屋本懐焼香の場
        花水橋引揚げの場


この日の座席は、歌舞伎人生初の「特等席」
前から6列目のほぼ中央、やや花道寄り。

もう二度とないような、かぶりつきの席でした。

役者さんたちの目の動き、わずかな表情の変化。
衣装の細かな装飾。
衣擦れの音。
黒子さんたちの細かな動き。
長唄・三味線・鳴物の音楽と演奏の動き。

全てが良く分かり、半分口を開いて、見入ってしまいました。

物語は、8段目から10段目までは、
主君の仇討の為の準備に関わる、様々な悲劇、分かれ、苦しみが描かれます。

いよいよ、11段目。
討ち入りです。

劇場の幕が開き、さらにその中の幕が真下へバサッと落ちると・・・・

おぉー
46人の義士がズラッと勢ぞろい。

かっこいい!!
壮観です。

伴奏は、唄(浄瑠璃)と、伴奏(三味線)の2人。

それぞれの場面での声のあんばい。
喜怒哀楽全てを、たった2人で、見事に表現します。

歌舞伎役者は「屋号」を持っています。

「音羽屋(おとわや)」とか「鳴駒屋(なりこまや)」とか、歌舞伎ツウの方々が、客席から声をかけます。
ミエを切る場面では、拍手がわきます。

素人の私には、そのタイミングや、マナーがまったく分かりません。
なので、みなさんのあとについて・・・
もちろん、拍手だけです(笑)

なにもかもが 美しく、輝いている
別世界です。
感動しました。

終わってみれば、5時間劇場にいたことに気が付きました。

休憩を抜いても4時間。
すごいです。

更に驚いたのは、終演後。
劇場前に、都バスが8台。
それぞれ、新宿、渋谷、池袋、東京駅と、行き先別に、お客様を運ぶ、劇場バスが待機。

ひゃ~ビックリ。
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こんな世界もあるのですね・・・
すばらしいです。

おかげさまで、思い出深い
良い年末でした。

ありがとうございました。

(主な配役)
【八段目】
本蔵妻戸無瀬  中 村 魁  春
娘小浪       中 村 児太郎

【九段目】
加古川本蔵    松 本 幸四郎
妻戸無瀬      中 村 魁  春
娘小浪       中 村 児太郎
一力女房お品   中 村 歌女之丞
由良之助妻お石 市 川 笑  也
大星力弥      中 村 錦之助
大星由良之助   中 村 梅  玉

【十段目】
天川屋義平    中 村 歌  六
女房お園     市 川 高麗蔵
大鷲文吾     中 村 松  江
竹森喜多八    坂 東 亀  寿
千崎弥五郎    中 村 種之助
矢間重太郎    中 村 隼  人
丁稚伊吾     澤 村 宗之助
医者太田了竹  松 本 錦  吾
大星由良之助  中 村 梅  玉

【十一段目】
大星由良之助  中 村 梅  玉
大星力弥     中 村 米  吉
寺岡平右衛門  中 村 錦之助
大鷲文吾     中 村 松  江
竹森喜多八    坂 東 亀  寿
千崎弥五郎    中 村 種之助
矢間重太郎    中 村 隼  人
赤垣源蔵     市 川 男  寅
茶道春斎     中 村 玉太郎
矢間喜兵衛    中 村 寿治郎
織部弥次兵衛  嵐    橘三郎
織部安兵衛    澤 村 宗之助
高師泰       市 川 男女蔵
和久半太夫    片 岡 亀  蔵
原郷右衛門    市 川 團  蔵
小林平八郎    尾 上 松  緑
桃井若狭之助  市 川 左團次
                  ほか

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