東フィルとチョン・ミョンフン「モーツァルト40番」

本日もありがとうございます。

雨が降ったり止んだりのお天気の中、昨日は新宿のホールへ行きました。

東京フィルハーモニー交響楽団
第103回東京オペラシティ定期シリーズ
2016年7月21日
会場 東京オペラシティーコンサートホール
指揮:チョン・ミョンフン


1

■曲目
モーツァルト/交響曲第40番
チャイコフスキー/交響曲第4番


私は、チョン・ミョンフンさんの大ファンです。
昨年、サントリーホールで、「チョン・ミョンフン指揮マスターコース」を聴講させていただいたとき以来です。

昨日の座席も、私にとっては「プラチナシート」でした。

東京オペラシティー・コンサートホールは、長方形です。
私は2階のバルコニー席。
指揮者かぶりつきです。

しかし、舞台の4分の1は、まったく見えません。
いわゆる「見切り席」。

それでも、トランペット、トロンボーンの強奏では、足の下あたりが、ビリビリ振動しました。
すごいです。
ホール全体が木製で、天上は教会のように鋭く高い・・・
なので、そういう座席でも、演奏が調和して「見えなくても」聴くことができました。

うれしかったです。

モーツァルト/交響曲第40番は、大大大好きな曲です。
弦楽の美しいこと・・・

ト短調・・・
平行調は、変ロ長調(Bdur)は、♭2つ。
吹奏楽ではウレシイ調号ですが、弦楽器ではどうなのかと。

これが、弦楽器の開放弦(どこも押えないで出る音)が、音階上にたくさんあるので、バロック時代から、弦楽アンサンブルなどで多く使われていた調なのだそうです。

「調性で読み解くクラシック」(吉松隆著)によれば、「ト短調は、暗い響きではあるが、弱さや軽さがなく、ダイナミックな楽想」の曲が多いそうです。

美しく、悲しく、それでいて伸びやか。
チョン・ミョンフンさんは、目を閉じて、景色を見ているように振っていました。

東フィルとの深い信頼関係と、演奏家のみなさんの素晴らしさを物語っていると思いました。

チャイコフスキー/交響曲第4番も、短調。
ヘ短調。

前出の本によれば「ヘ短調は、暗く、重たい響きの中に、ドラマ性をおびた」曲が多いそうです。
(ベートーベン「エグモント序曲」も・・・と、言われてみれば、おぉ・・)

冒頭のファンファーレは「宿命の動機」と、言われるそうです。
切羽詰まった緊張と不安が支配します。

チャイコフスキーの音楽は、たくさんの色が混ざっていて、とても美しく、華やか。
だから、短調でもそれは変わらない。
長調に変わったときの華やかさが、美しい・・・
(素人が勝手に恐縮です)

3楽章の最初は、弦楽器群のピッチカートです。
チョン・ミョンフンさんは、指揮棒を持ちかえて、親指と人差し指、そして、手首だけで、指揮しました。
演奏者と目で合図したりしながら、表情もとても豊かです。

見とれてしまいました。
こういう時、「この席で良かった」と、しみじみする訳です。

1曲目(1788年作曲)と2曲目(1877年作曲)の間には、約100年の時の隔たりがあります。
楽器も進化し、演奏技術も、編成も進化した、美しい2曲でした。

マエストロの指揮に見入っていて、あっという間に感じました。

最後は、スタンディングオーベイション。
「おおー」という歓声とともに。

また、もう少し・・・
頑張れそうな気持ちをいただきました。

ありがとうございました。

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東京都出身。元、公立中学校教員。
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