「いのちをむすぶ」佐藤初女

本日もありがとうございます。
今日は、七夕ですね。

東北のマザーテレサと、呼ばれる1人の女性がいます。

佐藤初女(はつめ)さん、94歳。
初女さんの「愛」は、おむすびです。

いのちをむすぶ
佐藤初女著 集英社

1

■佐藤初女さんの人生です
(現在進行形)


佐藤さんは、1921年(大正10年)、青森県青森市に生まれました。

女学校の途中で、結核を患いながらも、苦労して卒業。
小学校の先生になりました。

その後、初任校の校長先生と結婚。
結核が完治しないまま、命がけで一児を出産。

33才でクリスチャンとなります。
染色を学び、工房をひらきます。

40代に入り、自宅に様々な悩みを持つ人たちが集い、手料理をふるまうようになります。
住むところのない人には、自宅に部屋を提供し、訪れる人は後を絶ちませんでした。

62歳の時、自宅を増築。
「弘前イスキア」と命名し、活動の輪をひろげます。

71歳で、これまでご縁のあった方々の支援で、岩木山麓に「森のイスキア」を建設。

ここで、佐藤さんは、今日も、訪れる人誰にでもおむすびや、手料理をふるまい、その人の心の苦しみに、耳を傾け続けます。

92歳の時には、ダライ・ラマ法王にも、おむすびをふるまいました。

・・・・・・
本書は、佐藤さんの日常の写真集です。

主役には、おむすび・つけもの・お料理もあります。

そこに、折々の佐藤さんの「ことば」が寄せられています。

■本書より
・・・・・・・
「今を見る」
弱さゆえに、美点が隠れていることもありますが
どんな人にも よいところがあり
よくなりたいと 願っているのです
過去がどうであろうと
その人の 今 を見たいと思います。

「癒し」
人を癒していると思ったことはありません
人の心はたいへん深いものだから
人に人は癒せないと思うのです
癒しとは 自らの気づきによって、心を解放したとき
はじめて得られるものでないでしょうか

「そーっと」
「皮むき器でシャーッとむけば早いのに」
と言われるけれど
にんじんも 痛いんでないかと思うから
にんじんの姿にそって
そーっとむくんです

1

ちょっとお休み
人間関係で行き詰ったときや
進もうとしても 進んでいけないときは
心を騒がせず、しばしそこにとどまって休みます
煮物と一緒ですよ
時間を置くと、味がじんわりふくまれて
おいしくなりますでしょ。

一歩ずつ
バッとは変われないと思うの
それでも遅遅として成長しているんです。
だから 一歩ずつね
この線を乗り越えたと思ったら
また次の線が見えてくる
それがずっと続いていくんです
最期までね。

・・・・・・・・・
あとがきより
私は今、94歳です
近頃は食も細くなり、思うように食べられなくなりました。

けれども やっぱり食べたいの。
いちばん食べたいのは、白いごはん。

私も、もっともっと働きたいと願っています。
人はいくつになっても、航海の途上にあるのですから
一歩でも、半歩でも進み、少しでも広がっていきたいのです。

もうできないと悲観するのではなく

・・・・・・・
私は子どものころから、「食べる」ことが苦手でした。

祖母はそんな私に、いつも「塩むすび」を、にぎってくれました。
不思議とそれだけは、食べたそうです。
そして、あのふっくらとした美味しさは、半世紀近くたっても、覚えている・・・・

人は食べたもので作られる。
心も 身体も

そんなあたりまえのことが、愛情たっぷりに描かれている本書です。

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Author:ogatamayumi
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東京都出身。元、公立中学校教員。
現在は、フリーとして、音楽教育や吹奏楽に関わっています。
このブログを通じて、音楽や教育、吹奏楽やその他、心に感じた事柄をみなさまにお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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