「もったいない」を立法化した国、フランス

本日もご訪問、ありがとうございます。

2016年2月、世界初の法律が、フランスで施行となりました。

「食料廃棄禁止法」

◎食料廃棄禁止法とは
延べ床面積400平方メートル以上の大型スーパーを対象に、売れ残りの食料の廃棄を禁止し、生活困窮者に配給する活動を行う団体への寄付を義務付ける。
人の食用に適さなくなった売れ残り食品については、家畜の餌や堆肥として転用しなければならない。
違反するたびに、3750ユーロ(約48万円)の罰金が科せられる。

これによって、政府は、毎年約390万人に、無料の食事を提供できるようになると述べています。

また、2025年までに、食品ロスを現在の半分に減らすことを目標としています。

世界初の法律のもとでの、食糧の循環。
食品ロスへの取り組み。

フランスでの取り組みを紹介した番組を見ました。

ドキュメンタリーWAVE
「食料廃棄物をゼロにせよ~フランス社会の挑戦~」
BS1 2016年4月17日放送


野菜、魚・・・形の整ったきれいなものしか、売れない。
賞味期限ギリギリの物は、廃棄される。

フランスでは、1家庭当たり年間20キロの食糧が廃棄されているそうです。

この法律により、NPOなどのフードバンクや、慈善団体には、毎日、溢れるように大型スーパーから食品が届くようになりました。

すばらしいこととしながらも、実際には、ボランティアが人手不足の為に、今度は慈善団体の窓口で、食料がとどまってしまう。
その結果、必要な人々に届かない。

こうした矛盾も課題です。

スーパーで売れ残った食品を引き取り、
慈善団体に送付するフードバンク

1

食品ロスを防ごう。
政府は、テレビコマーシャルを活用し、この法律についての周知を図っています。

しかし、割高なものは買いたくない。
これは、消費者の心理です。

大型スーパーで、大量の食品をまとめ買いした方が「安い」。
だから、消費者は買う。
結果として、家庭で食べきれず、廃棄する結果に・・・

バラで必要な数の食品を安く。
規格外の野菜を安く。
・・・そういう動きが少しずつ、見られます。

立法化によって、起きてきた様々な課題。

これを、ビジネスチャンスと、とらえる動きも見えてきました。
「フード・コーディネーター」という仕事です。

新しい法律では、スーパーは、廃棄せずに食料を慈善団体に寄付することにより、税金が控除されます。

この控除分を、コーディネーターに支払うことによって、新しい寄付先を開拓しようというものです。

今後、こうした新しいビジネスが、次々と生まれると、期待されています。

・・・・・・
日本と同じ課題や、見習いたい事柄、日本の方が進んでいるように思えるものもありました。

★日本での取り組みを扱った記事です
「もったいない」を価値へ、食品ロスを防ぐ

今、世界では、食料生産量の約3分の1が廃棄されているそうです。

これはそのまま、食料だけでなく、食料を生産するための膨大なエネルギーが浪費され、深刻な環境問題を引き起こしているとも言えます。

やれる国が、どんどん行ってゆく。
待ったなしの、深刻な課題であると、あらためて思いました。

とりあえず私は、我が家の「賞味期限」と奮闘中です。

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Author:ogatamayumi
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東京都出身。元、公立中学校教員。
現在は、フリーとして、音楽教育や吹奏楽に関わっています。
このブログを通じて、音楽や教育、吹奏楽やその他、心に感じた事柄をみなさまにお伝えできればと思います。
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