韓国「ナザレ園」よりのお便り

本日もご覧いただきありがとうございます。

韓国慶州に「ナザレ園」という老人ホームがあります。

第二次世界大戦中、韓国の方と結婚し、その後帰国が叶わぬまま、この地で暮らしていらっしゃる、いわゆる「日本人妻」の方々が暮らすホームです。

現在のナザレ園です
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音楽を通じた、ナザレ園とのご縁・・・・
16年になります。

都内の市民吹奏楽団と共に2度。
アンサンブルとして1度。

計3度、ナザレ園に訪問演奏の形で、お伺いさせていただいた思い出は、一生の宝物となっています。

今年も、宋美虎園長先生より、お便りをいただきました。

その一部をご紹介いたします。
(宋先生は日本語が堪能で、お手紙も日本語です)

「拝啓。2016年になりました。

おかげさまで、ナザレ園のお婆さんたちは元気です。
(もちろん、天国に行ったお婆さんもいらっしゃいますが・・・)

下の写真は、福岡県出身で89歳になった、屋宣千代さんというお婆さんです。
昨年秋の運動会の写真です。

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まだ正常ではない、東北地方の地震被害と、放射能流出現場が、1日も早く復旧されて、韓国と日本の関係が、回復されていくことを、お婆さんたちは切に祈っています。

お婆さんたちの故郷、日本の消息は、日本NHK放送でよく知ることが出来ますが、それでも訪問くださる故郷の方に会うのを、もっと楽しみにしています。

こにいるお婆さんたちの残る人生を、可能な限り、楽しく幸せにしてあげたいです。

みなさまのご家庭の幸せと、神様の恩恵がいつもありますように。

ナザレ園 園長 宋美虎」


★慶州「ナザレ園」について

1945年8月に終戦を迎えた後、満州・朝鮮から大量の日本人が日本に帰国して行きました。

その中で、朝鮮人と結婚した日本人女性の何人かは朝鮮に残ることを選択しました。

しかし、終戦後、日本人を妻にしていることが社会的重荷となって、日本人妻たちの多くは、虐待、差別を受けました。

さらに1950年に勃発する朝鮮戦争。
ここで夫と生き別れるなどによって、婦人たちは家を追われ、野宿生活、筆舌に尽くせない病苦、貧困にあえいでいました。

その窮状を救ったのが、韓国老人施設協会の会長金龍成氏です。
慶州ナザレ園は1972年10月1日、「帰国者寮ナザレ園」として社会福祉法人の認可を受け、本格的な受け入れが始まりました。

金氏は、戦争中、日本軍により、父親を虐殺されています。

にもかかわらず・・・・
憎しみと差別のなかにあった婦人たちに、氏は語りました。

「韓国の男性を愛してくれた日本人を、どうして憎むことができますか?」

現在は、二代目の宋美虎氏が、園長として、お世話をしてくださっています。

日韓両政府から、忘れられた存在。
その方々が、民間の韓国人クリスチャンによって、救われ、支えられているのです。

・・・・・・・・・
この敷地内には、いくつもの施設があります。

ナザレ園以外は、子どもたちのための養護施設、韓国の方々の老人施設です。

施設内のたくさんのみなさまのご健勝を・・・・
心より お祈りいたします。

ありがとうございます。


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東京都出身。元、公立中学校教員。
現在は、フリーとして、音楽教育や吹奏楽に関わっています。
このブログを通じて、音楽や教育、吹奏楽やその他、心に感じた事柄をみなさまにお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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