大人の覚悟を試す子どもたち

本日もありがとうございます。

今年の始め、こんな記事が目に入りました。

「自分は愛されているのか」
親の覚悟を試す子どもたち


これは、養子縁組を経て、親子になった親に対する子どもを語った記事でした。

(朝日新聞デジタル2016年1月14日)
■家庭養護促進協会大阪事務所理事 岩﨑美枝子さんに聞く

多くの人にとって最も大切で、かつ面倒くさい人間関係のひとつが「親子」ではないだろうか。
親子関係の本質とは何か。

実の親が育てられない子の育て親を新聞を通じて募集し、血縁のない人同士が「親子になる」ことを、50年近く支援してきた岩﨑美枝子さんに聞いた。
1
■岩崎美枝子さん 
1940年生まれ。
63年大阪市中央児童相談所に入り、67年家庭養護促進協会に。
著書「子どもの養子縁組ガイドブック」(監修)など。

・・・・・・・
★実の親子でも悩みの種は尽きません。血縁のない人同士が親子になるには、並々ならぬ苦労があるのでは。

だいたい1歳半以降の子どもたちが、施設から育て親の家庭に移った際に、共通して見られる行動パターンがあります。

引き取って1週間ぐらいはみな聞き分けのよいお利口さん。

だけど、その後は豹変(ひょうへん)する。
赤ちゃん返りをしたり何かを激しく求めたり、様々な形がありますが、親が嫌がったり困ったりすることを執拗(しつよう)に繰り返すのが特徴です。

例えば、お母さんが女の子を引き取るのでじゅうたんを新調したのに、子どもがその上でお漏らしをしてしまった。

その時に『せっかく買ったのに』と顔をしかめたらそれを見て、おしっこをする時に必ず同じじゅうたんの上に行って『おしっこ出る出る、出たあ』とやるんです。

スナック菓子しか口にせず、食べ残しを床いっぱいにばらまく子。
色とりどりのビーズをひもに通すよう親に求め、それができると、バラバラにしてはまたひもに通させる、ということを延々と続ける子。


★言葉もまだ十分にしゃべれない子どもたちが、大人を「試す」のですか。

親の嫌がる雰囲気は、子どもに確実に伝わっていると思います。

その上で『嫌がることを繰り返す私を、あなたはどれだけちゃんと受け止めてくれるのか』を確かめようとしている。

子どもたちの中には、『そこまでやらないと大人を信じられない』という何かがあるのではないか。


試し行動をやめさせようとすると、かえってひどくなる。

2歳の女の子が『いやや、いやや!』と泣きわめくばかりで、おしめも換えられないし、お風呂にも入れられない。

泣きやまずに、近所から虐待を疑われるケースもあります。

逆に片時も親から離れようとせず、トイレに行く時までくっついて、親を疲れ果てさせる子も多いです。


★試し行動を受け入れ、終わりを待つしかないのですか。

いくら泣きわめこうと『私はあなたの親になるつもりで付き合っているねんから、それを分かってよ』と、いうくらいの覚悟が親にあると、子どもはその覚悟を読みます。

★一方で、思春期に育て親との関係がこじれてしまう子も少なくないと聞きます。

血のつながりがあってもなくても、思春期は『第二の試し』の時期です。

『私はそれなりに親に愛されてきたから、自信をもって世の中に出ていける』ということを確信するため、親にもう一度揺さぶりをかける。

それまでの子育てで手抜きがあると、親子関係が壊れてしまうこともあります。


★親自身も、自分の親から受け入れられて育ったとは限らない。親に厳しすぎませんか。

確かに100%の親はいません。
逆に『親のどこが悪かったんやろう』と、私たちが首をひねるケースもあります。

親が逃げようとしたり、自分を正当化したりすれば、子どもはますます反抗する。

子どもに『こうあって欲しい』と望み過ぎる親や、子どもが本当は何を求めているのか理解できない親は、子どもにとってしんどい。

『お母さんは自分の中の弱さを認めてくれなかった。それがすごくつらかった』と、大人になってから話してくれた子もいました。

だけどたいていの子どもたちは、親が子を見捨てさえしなければ、いつか親のところに戻ってくる。
そう信じさせてくれる子どもたちを見てきました。

・・・・・・・

知らないことが多く、勉強になりました。
加えて、こんなことも感じました。

幼児虐待
育児放棄
家庭内暴力
いじめ

実の親子関係においても
学校教育の現場においても

こういう子どもたちは存在することを・・・・

この記事は、養父母の「覚悟」を諭したものですが、

私には「大人の覚悟を試す子どもたち」にも、つながるように思えました。

・・・・・
最後に、「なぜ、こんなしんどい仕事を50年近くも続けているのですか」という記者の質問に、岩崎さんはこう、述べています。(抜粋)

親子と一緒に七転八倒して苦しんだり、泣いたり怒ったりもしています。

子どものつまずきは私たちのつまずきでもあるんです。

周囲に対して、バリアーを張っている強情な子がいる。
そういう子がちらりと見せる笑顔や、ちょっとした時の目つきに、しびれるぐらいの魅力を感じます。

その子の奥に何があるのか、私は見たい。
人間が好きだし、人間がおもしろいからです。


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東京都出身。元、公立中学校教員。
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