都響と小林研一郎、ニューイヤーコンサート

本日もありがとうございます。
今年、最初の演奏会に行きました。

《響の森》vol.37 ニューイヤーコンサート 2016
東京都交響楽団
指揮 小林研一郎
ピアノ 金子三勇士
会場 東京文化会館


1


★曲目
■チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
■ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68


泣いたり、笑ったり、ワクワクしたり・・・
心「鷲づかみ」の演奏会でした。

まずはチャイコフスキー。

私が生まれて初めて「ピアノ協奏曲」を知ったのは、この曲でした。
小学生の時です。
「世の中にこんなカッコいい曲があるんだ」と、狂喜乱舞したことを覚えています。

中学生の時には、初めの「ジャーン「ジャーン「ジャーン
「ジャーン「ジャーン「ジャーン・・だけ、弾けるように練習したり・・・
(生意気にも「チャイコのピーコン」なんて言ってました)

金子さんの演奏は、(若干の事故も起こりましたが、)若く、伸びやかでした。
オーケストラとマエストロの温かいまなざしが、印象的でした。

スカッとしました。

ブラームスの1番は、1楽章と4楽章がしびれます。

炎のコバケン。うなる。
両手を大きく広げて、都響の奏でる音楽に身を任せるシーンも・・・・

オーケストラの響きのひとつひとつが、全身の血管に入り込んできて・・・

ミン・・・ミン・・・ミン・・・と、エネルギーが充てんされるようでした。

もうもう十分に素晴らしい、演奏会でした・・・が。

最後の最後で、さらに奇跡のアンコール。

小林研一郎さん、マイクをとります。
「みなさま、明けましておめでとうございます。
(都響の昨年の素晴らしい活動を称賛し)

ブラームスは、ドボルザークをとても信頼し、かわいがっていました。
彼の音楽にユーモレスクという曲があります。

では主題を弾いていただきましょう」

・・・と、コンサートマスターの方が主題を奏でます。

「ここが、人生のスタート。この世に命が生まれます。
そして、青春時代の甘い思い出・・・

これは、バイオリンのみなさんに弾いていただきましょう」

・・・・と、バイオリンの方々が・・・

「あの~・・・恐れ入ります。
もう少し・・・色っぽく・・・」 会場がわきます。

再度演奏・・・「そうそう、そんな感じ」

「このあと、絶望や、挫折が起きてきます。
人生にはいろいろなことが起きます。
涙も出ない深い悲しみもあります。

それからまた、最初の主題。
このときは・・・もう思い出なんですね。

たった4分ちょっとのこの曲。
ここに・・・人生があるのです。」

・・・そして、静かに演奏が始まりました。

満席の会場が、「コバケンワールド」に、深く深く染まってゆきます。

ユーモレスクは、ピアノでは何度か演奏したことがあります。
しかし、こんな解釈を考えたことはありませんでした。

聴いているうちに・・・涙が頬を伝いました。
自分の人生と重なりました。

静かに 静かに 演奏会は終演しました。

こんな美しい終わり方があるなんて・・・・

年頭に、大きな勇気をいただきました。

本当に行ってよかったです。
ありがとうございました。

ドボルザーク・ユーモレスクKreisler

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プロフィール

ogatamayumi

Author:ogatamayumi
緒形まゆみブログへようこそ!

東京都出身。元、公立中学校教員。
現在は、フリーとして、音楽教育や吹奏楽に関わっています。
このブログを通じて、音楽や教育、吹奏楽やその他、心に感じた事柄をみなさまにお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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