「時を超える音楽と感情」マイケル・ティルソン・トーマス

2015年6月のEテレ「スーパープレゼンテーション」
(TEDでのプレゼンテーションを紹介する番組)

指揮者、マイケル・ティルソン・トーマス氏のお話は、大変興味深いものでした。
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★マイケル・ティルソン・トーマス
1944年、イギリス生まれ。アメリカ在住。
サンフランシスコ交響楽団、音楽監督。
オーケストラ、クラシック、合唱、計7回グラミー賞受賞

テーマは
「時を超える音楽と感情」

TEDの舞台にグランドピアノを持ち込み、語りながら、弾きながら・・・・
西洋音楽(クラシック)の歴史から見た、音楽の力を、分かりやすく、明快に、そして楽しく、説明しました。

同時に、1000年以上続く、クラシック音楽の歴史と伝統の中で、常に「新しい表現」を模索する「時代」が存在し、それは現在も「進化中」であることを、説いています。

「クラシック音楽は決して難しいものではありません。現に、私の父は楽譜も読めなかったし、耳も良くなかったけれど、クラシック音楽を楽しんでいました」

「クラシック音楽の原材料となっているものは、賛歌・ダンス音楽・バラード・マーチといった、日常的な音楽なのです。それらを凝縮し、本質のみを使って`新しい言語"を作る・・・これが、音楽」

「言葉にならない感情を表現できるのか、音楽・・・
それが、クラシック音楽には、無限にあるんだ」

「これは何?(what)・どうやって?(how)・・・の興味がある限り、音楽は楽しい。そして、その真ん中にいつも存在するのが、そこにある意味、理由(why)・・・これがとても大事なんだ」

マイケル・ティルソン・トーマス氏のことばのひとつひとつに、ものすごく納得。

・・・・紀元前200年の古代ギリシア時代から、どのように人々は、音楽を継承し、発展させ、楽譜という伝承法を確立させ、印刷技術によって、拡散させていったのか・・・

・・・・デジタル化された現代においては、どのような可能性が秘められているのか。

テーマである、人間の心が、音楽と共に「時を超えてゆく」ことを、温かい言葉で語りかけています。

音楽史や、楽典、理論からは得られにくい、音楽の「感情との結びつき」「時代や文化との結びつき」を、短い時間でストンと胸に落とすことが出来ました。

お勧めです。

★このプレゼンテーションのすべては、こちらから字幕付きでご覧ください。(他のプレゼンも選べます)
TED日本語スーパー版

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ogatamayumi

Author:ogatamayumi
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東京都出身。元、公立中学校教員。
現在は、フリーとして、音楽教育や吹奏楽に関わっています。
このブログを通じて、音楽や教育、吹奏楽やその他、心に感じた事柄をみなさまにお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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