韓国慶州ナザレ園からのお便り

本日もありがとうございます。

韓国・慶州「ナザレ園」より、今年もお便りをいただきました。

ナザレ園は、特別養護老人ホームです。
入居者は全て日本人の女性です。


戦前、韓国人と結婚し、韓国へ移り住んだ日本人妻たち。

動乱の歴史の中で、筆舌に尽くしがたい、困難・差別・苦労を経験された方々が、今は平和に暮らす「ナザレ園」

「訪問演奏会」という形でお付き合いが始まったのは、2000年からでした。
計3度、お伺いさせていただいた思い出は、一生の宝物となっています。

今年も、宋美虎園長先生より、お便りをいただきました。

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■~前略~

みなさんが心配してくださったおかげで、お祖母さんたちはお元気です。

高齢であるため、病気の方や、神様の御呼びを受けて天国へ召された方もいらっしゃいますが・・・

昨年は熊本に地震があり、被害が大きくとても残念でした。

慶州でも、震度5.8の地震があって、本当に驚いて慌ててしましたが、無事に過ごしています。

写真は、桂静江様97歳、(北海道出身)です。

暗い知らせが多い中、明るい花のように明るいニュースを期待します。

韓国や日本に、大きな地震がないことを願いながら、幸せが溢れますようお祈りいたします。


・・・・・・
宋先生と、みなさまの平和な日々を・・・

心よりお祈り申し上げます。

ありがとうございました。

※慶州ナザレ園の記事は、本ブログ、カテゴリーの「韓国・慶州・ナザレ園」の中にまとめてあります。
こちらもご覧いただければ幸いです。

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韓国「ナザレ園」よりのお便り

本日もご覧いただきありがとうございます。

韓国慶州に「ナザレ園」という老人ホームがあります。

第二次世界大戦中、韓国の方と結婚し、その後帰国が叶わぬまま、この地で暮らしていらっしゃる、いわゆる「日本人妻」の方々が暮らすホームです。

現在のナザレ園です
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音楽を通じた、ナザレ園とのご縁・・・・
16年になります。

都内の市民吹奏楽団と共に2度。
アンサンブルとして1度。

計3度、ナザレ園に訪問演奏の形で、お伺いさせていただいた思い出は、一生の宝物となっています。

今年も、宋美虎園長先生より、お便りをいただきました。

その一部をご紹介いたします。
(宋先生は日本語が堪能で、お手紙も日本語です)

「拝啓。2016年になりました。

おかげさまで、ナザレ園のお婆さんたちは元気です。
(もちろん、天国に行ったお婆さんもいらっしゃいますが・・・)

下の写真は、福岡県出身で89歳になった、屋宣千代さんというお婆さんです。
昨年秋の運動会の写真です。

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まだ正常ではない、東北地方の地震被害と、放射能流出現場が、1日も早く復旧されて、韓国と日本の関係が、回復されていくことを、お婆さんたちは切に祈っています。

お婆さんたちの故郷、日本の消息は、日本NHK放送でよく知ることが出来ますが、それでも訪問くださる故郷の方に会うのを、もっと楽しみにしています。

こにいるお婆さんたちの残る人生を、可能な限り、楽しく幸せにしてあげたいです。

みなさまのご家庭の幸せと、神様の恩恵がいつもありますように。

ナザレ園 園長 宋美虎」


★慶州「ナザレ園」について

1945年8月に終戦を迎えた後、満州・朝鮮から大量の日本人が日本に帰国して行きました。

その中で、朝鮮人と結婚した日本人女性の何人かは朝鮮に残ることを選択しました。

しかし、終戦後、日本人を妻にしていることが社会的重荷となって、日本人妻たちの多くは、虐待、差別を受けました。

さらに1950年に勃発する朝鮮戦争。
ここで夫と生き別れるなどによって、婦人たちは家を追われ、野宿生活、筆舌に尽くせない病苦、貧困にあえいでいました。

その窮状を救ったのが、韓国老人施設協会の会長金龍成氏です。
慶州ナザレ園は1972年10月1日、「帰国者寮ナザレ園」として社会福祉法人の認可を受け、本格的な受け入れが始まりました。

金氏は、戦争中、日本軍により、父親を虐殺されています。

にもかかわらず・・・・
憎しみと差別のなかにあった婦人たちに、氏は語りました。

「韓国の男性を愛してくれた日本人を、どうして憎むことができますか?」

現在は、二代目の宋美虎氏が、園長として、お世話をしてくださっています。

日韓両政府から、忘れられた存在。
その方々が、民間の韓国人クリスチャンによって、救われ、支えられているのです。

・・・・・・・・・
この敷地内には、いくつもの施設があります。

ナザレ園以外は、子どもたちのための養護施設、韓国の方々の老人施設です。

施設内のたくさんのみなさまのご健勝を・・・・
心より お祈りいたします。

ありがとうございます。


・・・・・・・・
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ありがとうございます。

ナザレ園からの年賀状2013

韓国、慶州の「ナザレ園」から、今年もお年賀状が届きました。

終戦後、苦難のさなかにある、在韓日本人妻の方々を、善意だけで引き取り、今もお世話をしてくださっている、特別養護老人ホームです。

私は、2000年、2005年と、市民吹奏楽団と共に訪問演奏をさせていただき、2011年は、アンサンブルで訪問演奏をさせていただきました。

現在の園長先生は、亡くなった金先生に続き2代目の宋先生です。

★宋先生からのおたよりです。

拝啓
明けましておめでとうございます
気遣っていただいたおかげで、お年寄りたちはうまくいっていらっしゃいます。
ですが、お年寄りたちは、ますます衰えていっていらっしゃいます。
その間、手伝ってくれて、声援してくださったご恩恵を、胸深くおさめながら、ナザレ園のお年寄りたちに、もっとよく仕えるようにします。
写真は、去る春、桜見物に行った時のものです。
主人公は、○○○様(84歳・福岡出身)です。
一昨年の、東北地方の被害(津波・地震・放射能)が、まだ復旧されなかったと聞きました。
一日も早く復旧されることをお祈り致します。
家庭に神様の恩恵と愛が、一緒にありますようお祈りいたします。

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すべて日本語のおたよりです。
宋先生と、ナザレ園のみなさにとりまして、穏やかで平和な1年でありますように・・・
お祈りしています。
ありがとうございました。

韓国「ナザレ園」訪問演奏の輪

春の大嵐が去りました。

フッと見ると・・・国立の桜が・・・
いきなり・・・満開です。

今までにない速さに、驚いています。

今日は、とても嬉しいお知らせをさせていただきます。

このブログで、ずっとお知らせし続けている、韓国の「ナザレ園」について、すばらしい「輪」が広がりました。

ナザレ園・・・

第二次世界大戦中に、韓国人と結婚し、母国日本を離れた多くの女性たち。

戦後、帰る場所も、家族も、国籍も失い、どちらの政府からも取り残された方々が、在韓日本人妻として、今でもひっそりと身を寄せ合って暮らしている場所・・・

それが、慶州「ナザレ園」です。


★詳しくは、このブログの、カテゴリにある「ナザレ園」をご覧下さい。

このブログを愛読してくださっている、公立中学校の先生が、春休みを利用して、お嬢様と2人で、韓国旅行をなさいました。

その際に、わざわさ慶州まで足を伸ばして、「ナザレ園」を訪れて、音楽の贈りものをしてくださいました。

先生からの、うれしいお便りをご紹介いたします。

★四月の業務が本格的にスタートしました。ご報告遅くなりました。
  
30日から二泊三日で韓国に行ってまいりました。

31日(土)の10時~11時の予定でしたが、さまざまな事情(マラソンのコースに近くの道路が当たっていて、渋滞してしまったことと、キーボードの調子が悪く、音が出なかったため)により、実際に演奏できたのは、11時近くからでした。

30分程度のつもりが、宋先生のおかげもあって、40分以上、歌を通して交流させていただきました。

最初に昔のテレビ番組でナザレ園を紹介するVTRを見せていただき、なぜ、ナザレ園に日本人のおばあ様たちが住むことになったか等、勉強させていただきました。
  
演奏を楽しんでいただくための演出や経験は、まだまだですが、たくさんの歌を一緒に歌ってきました。

花・赤い靴・富士の山・しゃぼん玉・七つの子・朧月夜・春の小川・さくらさくら・荒城の月・浜辺の歌・われは海の子・茶摘み・こがねむし・里の秋・待ちぼうけ・この道・赤とんぼ・ふるさと・・・

どの歌も次々としっかり歌詞が出てきて、元気に歌う姿に圧倒されました。


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娘はまだまだ若いので機会を作って、また訪問させていただく約束をして、別れました。

当日は、午後も予定が入っていたようでとてもお忙しい様子の宋先生に負担をかけてしまったなぁと思う反面、ここのところ誘っても出てこないおばぁさまが、「今日は、歌を歌う人が来る。」と伝えたら出て来たので良かったと言ってくださってホッとしました。
  
歌う歌全てをほぼ一緒に歌いきる姿に、私たち親子もたくさんパワーをもらいました。
  
一緒に歌いながら、しわに刻まれた深い経験の長い人生を目の当たりにして、何度も声が詰まりそうになりました。
  
緒形先生のブログを通して、ナザレ園のことを知り、調べるうちにまだまだ戦争は終わっていないと、強く実感しています。


今年は、三年生の所属で、修学旅行は広島・奈良・京都に参ります。
  
広島に原爆が落とされた時に、そこに滞在していたたくさんの朝鮮の人々も犠牲になっています。
  
何らかの形で、生徒たちにも今回の旅で得られたことを伝えていきたいと思っています。


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本当に・・・
すばらしです・・・

先生のバンドは、今年度も、昨年度以上に、老人ホームなどへの福祉訪問演奏を、拡大なさるとのことです。

先生と、お嬢様、お二人奏でる「音楽」は「心」となって、ナザレのみなさまに届いたのだと思います。

こんな「輪」が広がろうとは・・・
思っても見なかったことでした。

本当に・・・うれしいです。

みなさまのことをお祈りしつつ・・・

慶州「ナザレ園」訪問演奏記、その1

9月3日(土)に、私たちは、慶州ナザレ園に訪問演奏に、お伺いさせていただきました。

ナザレ園は、ソウルから、新幹線で約2時間。
「新慶州」駅から、車で、40分ほどのところにあります。

ナザレ園は、広大ないくつもの、施設が入っている、敷地の一角にあります。

ナザレ園です
数年前に、日本財団の寄付により、建て替えられました。

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玄関には、創設者である、金先生の祭壇があります
金先生は、8年前に、お亡くなりになりました

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宋園長先生の、お話を聞き終わり、ナザレ園に入ると、たくさんのおばあちゃんたちが、まっていてくださいました。

76才~98才までの、25名の方々です。

みなさん、歩けないので、車いすや、椅子に座らせてもらって、待っていてくださいました。

きれいなロビーに、待っていてくださいました。
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私たちは、自己紹介のあと、みなさまの真ん中で、演奏をさせていただきました。

ハーメルン先生のフルート
ゆみちゃんのファゴット
ゆきちゃんのクラリネット
私のキーボード です。

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プログラムです(約45分)

★楽器紹介
★演奏~浜辺のうた~荒城の月~早春賦
★歌~ふるさと~みかんの花咲く丘
★ハーメルン先生と遊ぼう
 ♪リコーダー演奏~1本吹き~2本同時吹き~2本同時、鼻の穴吹き
 ♪手回しオルゴールと一緒に演奏
★歌~茶摘み~こいのぼり
★演奏~赤とんぼ
★アンコール~浜辺のうた


司会進行は、私がさせていただきました。

みなさんのお顔を見ながら、少しずつ、空気を和らげるようにしました。

東日本大震災のことも、NHKを聞いていて、みなさんご存じでした。
心配してくださっていました。
なので、私も、震災後の、祖国、日本の様子をお話しました。

ハーメルン先生の「秘技」・・・リコーダー同時、2本吹きです
ナント、鼻の穴でも、吹きます。
おばあちゃんたちの、笑い声が響きます

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小さな手回しオルゴールを、回していただきます
「できるかしら」
「きれいな音・・・」

力が弱くて、回せない方には、一緒に手を添えて、音を出していただきました。

全員のみなさんが、回してくださいました。
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ハーメルン先生、私の背中に楽譜をくっつけて・・・
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オルゴールに、合わせて演奏です


みなさん、大笑い・・・

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手をたたいて、歌って下さったり・・・
大きな声で、3番まで覚えていらっしゃる方も・・・

大きな声で、韓国語でお話をなさる方もいらっしゃいます。
きっと、頭の中は、日本語なのだと思います。

ほとんどの方々が、日本語を忘れた状態で、入所なさるそうですが、ナザレ園に、暮らすうちに、少しずつ、日本語が戻ってくるのだそうです。

それでも、日本の歌の歌詞は、しっかりとした、日本語で、どの曲も歌って下さいました。

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演奏後は、宋先生と、ナザレのみなさんで、「素敵なプレゼント」をくださいました。

「しあわせなら手をたたこう」の替え歌です。
自然に、体操になるようになっています。
最後は「しあわせなら、笑いましょう」
「アッハッハッ」・・・・と、

本当に、すばらしい歌声と、笑顔でした。

お1人、お1人と、お別れの握手をしました。

「私、あなたが一番好きよ」・・・
北海道出身のおばあちゃんが、握った手を、何度も何度もなぜてくださいました。

涙が・・・
温かい涙が、止まりませんでした。

演奏後は、おばあちゃんたちは、自力では動けないので、私たちが異動して、記念写真を撮りました。
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一番左の方は、98才、最高齢の方です。
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「私、かわいいっていわれちゃいましたっ」・・・と、ゆきちゃん。
「おばあちゃんの手・・・あったかいね」・・と、ハーメルン先生。
「素敵な時間に感謝の気持ちで一杯です」・・・と、ゆみちゃん。

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ナザレのおばあちゃんたちとの、再会。
6年ぶりでした。

演奏しながら、歌いながら・・・
おばあちゃんたちの笑顔を見ながら・・・

「また、来られたんだ」
「夢じゃないんだ」

再訪させていただけた、喜びと感動で、涙が止まりませんでした。

仲間の3人は、ナザレ園、初訪問でした。

にぎやかな仲間ですが、みなさんとお別れした後は、静かでした。

この時間を、かみしめているようでした。

「本当に、訪問させていただいて・・・良かった・・・
・・・一生、忘れない・・・」

外は、日本に上陸していた、台風12号の影響で、暴風雨。
しかし、室内は、温かい空気と、感謝で、満たされていました。

どうか、みなさん、お身体に気をつけて。

ずっと、ずーっと、お祈りしています。

本当に・・・
本当に、ありがとうございました。

         
プロフィール

ogatamayumi

Author:ogatamayumi
緒形まゆみブログへようこそ!

東京都出身。元、公立中学校教員。
現在は、フリーとして、音楽教育や吹奏楽に関わっています。
このブログを通じて、音楽や教育、吹奏楽やその他、心に感じた事柄をみなさまにお伝えできればと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

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